超有名ファンドの国内最大投信「スリムS&P500」手数料下げ

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【朗報】スリムS&P500 信託報酬引き下げへ

12月9日の投資ニュース

国内最大投信「スリムS&P500」手数料下げ 競争激しく

(出典:日経新聞)

国内最大ファンド、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の手数料が下がる

同ファンドに投資している人に朗報!
三菱UFJアセットマネジメントが、

・2025年1月25日から

・「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」の信託報酬を年0.08140%以下に引き下げる

と発表したよ。

今回の手数料引き下げで、「S&P500に連動する投資信託」としてはほぼ最安水準のコストになる。
※最近は、ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズや、楽天投信投資顧問が運用するS&P500連動ファンドの方が、ちょっとだけ低コストになっていた

そもそも信託報酬とは

ここで、そもそも「信託報酬ってナニ?」というところです。
信託報酬は、次のようなもの。

・投資信託の運用や管理にかかる手数料
・投資信託の純資産残高に、あらかじめ設定された年率をかけて算出するもの

例えば、ファンドの純資産が100万円で信託報酬が年率1.0%の場合、100万円×1.0%=1万円が、投資家が負担するコストになる

・別途支払いが必要なワケではなく、“自動的”に差し引かれる
・年に1回差し引かれるのではなく、“毎日”差し引かれる(年間コストを日割りした金額が差し引かれる)

カンタンにまとめると、「毎日、自動的に引かれる管理コスト」ということ。

この、毎日自動的に引かれるってところがクセモノ。
信託報酬を払っている感覚のある人ってほとんどいないと思う。
だから、ぼったくりファンドに投資していると、知らないうちにどんどんお金が吸われて減っていくことになるワケです。

ぼったくりファンドの信託報酬って、年率2.0%とかあるから驚き。
100万円投資したら、年間2万円も支払うことになる。
1日あたり約55円ファンドの価値が減っていく。

一方、eMAXIS Slim米国株式(S&P500)の信託報酬は0.08140%以下
100万円投資しても、年間たったの814円。
1日あたり約2.2円しかファンドの価値が減らない。

もし、投資額が1000万円とか1億円だったら?
もし、投資期間が10年とか20年になったら?
ちょっとした信託報酬の差が、絶望的な差に広がることになる。

低コストの優良ファンドに投資した人は豊かに。
高コストのぼったくりファンドに投資した人は、貧しく

皆さんは、どっちになりたいですか?

聞くまでもない話だと思うかもしれないけど、貧しくなりたいとしか思えないようなことしてる人も、いっぱいおるのが現実です。

「低コスト」で「お金が増えるモノ」に厳選投資しよう

「金持ち父さん・貧乏父さん」の著者、ロバートキヨサキ氏はこう言った。

・資産は、あなたのポケットにお金を入れてくれる
・負債は、あなたのポケットからお金を奪っていく

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)のような優良ファンドは、典型的な資産です。
そりゃ、短期的に見れば株価が暴落してお金が減ることもあるけど。

長い目で見れば報われる可能性が高いのは歴史が証明しています。
ワタシとしては、こういうニュースが出た時に盛り上がってほしいんです。

「よっしゃ、自分の投資してるファンドが、さらに良いものになったぞ!」って。
でも、多くの人はそうじゃない。
派手なマーケティングに釣られて、

・高コストだったり
・そもそも、成長性が低くてお金が増えにくい仕組みだったり
・手間暇かかる割に旨味がなかったり

そんな商品にばっかり目が向いとる。
「美味しい思いができる!」と勘違いさせられてです。
これでは、金持ちになれるワケがない。
本当に良いものだけに目を向けよう。
しょうもないものに、時間とお金を使うのはやめましょう。

今回のニュースで、

誠実な事業者は、ユーザーとどう向き合っているのか?
クオリティの高い資産とは何か?

あらためて、考えてもらえたらと思いました😊
ではまた!

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